UE5でSimplygonを導入

3Dモデルのポリゴン数を自動で減らして最適化してくれるSimplygonをUE5で導入しました。

【追記】2024年3月31日に無料の個人ライセンスは廃止となりました。

Simplygonのダウンロードとインストール

Microsoftアカウントが必要になりますから、事前に作成しておきましょう。

↓からダウンロードできます。
https://simplygon.com/Downloads

私がダウンロードしたのは、SDK インストーラー(バージョン: 10.2.400.0 / 作成日: 2023-06-21)です。Simplygon 10ですね。351MBでした。

ダウンロードしたらインストーラーが起動しましたので「Install」をクリックしました。

しばらく待つとライセンスキーに関する選択肢が表示されました。
「Sign up and install free license (サインアップして無料ライセンスをインストールする)」にチェックを入れて「Next」をクリックしました。

英語の規約画面。
チェックを入れて「Next」をクリック。

ここでMicrosoftアカウントが必要です。
サインイン画面になりますので、メールとパスワードでサインイン。

StatusがActiveになり、TypeがFreeになりました。
「Finish」をクリックして完了。
ちなみにチェックボックスは「オプションの診断データを送信し、Simplygonを改善します。これには、強化されたエラーとパフォーマンスのレポートが含まれます。」という、よくあるエラーレポートへの任意での協力ですね。

なんの問題もなく、簡単にSimplygonのダウンロードとインストールが完了しました。
Microsoftアカウントを持っていない人はサインアップの手間がありますね。

フォルダとファイルの移動

私の場合、Simplygonのフォルダは、
Program Files > Simplygon > 10 > UEにありました。
このUEフォルダ内に4.27とか5.1とか5.2とか、Unreal Engineのバージョン毎に分かれて置かれています。

この4.27とか5.1とか5.2のフォルダの中にSimplygonというフォルダがあります。
これをUnreal Engineの各プロジェクトの中に移動もしくは複製して入れる必要があります。

Epic Games launcherのマイプロジェクトにある自分のプロジェクトで右クリックして「フォルダで開く」を選択すると、そのプロジェクトのフォルダが開きます。

そこにPluginsというフォルダを作成。

このPluginsフォルダの中にSimplygonフォルダを入れます。
例えばUE5.2であれば、5.2フォルダの中にあるSimplygonフォルダを入れます。

UE5で初期設定

プロジェクトを起動すると、上部メニューにアイコンが追加されています。
しかしオレンジ色のが表示されています。

「Select LOD processing modules…」を選択する。
Static MeshとSkeletal MeshのReduction Moduleが「Epic / other」になっています。

これらを「Simplygon」に変更。
再起動を求められますので「Restart Now」をクリックして再起動。

再起動後、オレンジのがグリーンのに変わっており、適用が確認できました。

初期の公式動画だとフォルダ移動の部分が解説されていなくて戸惑いました。
Getting started with Simplygon in Unreal Engine 5 | Youtube
その後の動画でフォルダ移動と初期設定が解説されていました。
Installing Simplygon plugin in Unreal Engine 5 | Youtube

現時点でUE5.2までしか対応していませんでした。
私は今のプロジェクトをUE5.3にアップグレードしていましたから、Simplygonのアップデートを待ちます。

コメント

  1. […] Simplygonの導入方法は過去記事に書いています。 UE5でSimplygonを導入 | 経験値0からのUE5 […]

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