Unreal Engine 5にDLSS 3.5を導入

Unreal Engine 5.3にDLSS 3.5を導入しました。テストプレイ時のフレームレートが導入前は79fpsだったのが、導入後は128fpsに上昇しました。

DLSS Unreal Engine Pluginをダウンロード

Unreal Engine用のDLSSプラグインをダウンロードします。
DLSS – Download and Get Started | NVIDIA Developer

Unreal Engine以外の項目がありますので間違えないように注意。「Download DLSS Unreal Engine Plugin」と書いてあるところの少し下の「I Agree To the Terms of the NVIDIA DLSS End User License Agreement」と書かれているチェックボックスにチェックを入れるとダウンロードボタンが出現します。

解凍してインストール

ダウンロードしたUE_5.*_DLSS_3.*_Plugin_Package_*.zipを解凍する。
インストールに必要なのはPluginsフォルダの中身だけです。

Unreal Engineがインストールされているフォルダを開きます。
私の場合は、
\Windows (C:)\Program Files\Epic Games\UE5.3\Engine\Plugins\Marketplace
※Marketplaceというフォルダがない場合は新規作成してください。

Marketplaceフォルダにnvidiaというフォルダを作成する。
nvidiaフォルダにDLSS、DLSSMoviePipelineSupport、NIS、Streamlineフォルダを入れます。

Windowsのディスプレイ設定の確認

Windowsの設定の確認をします。
システム > ディスプレイ > グラフィック > 既定のグラフィックス設定を変更する
ハードウェア アクセラレータによるGPUスケジューリングがオンになっているのを確認。

Unreal Engine 5で有効化

通常のプラグインの有効化と同じです。

Unreal Engine 5のプロジェクトを起動。
上メニューの編集 > プラグイン。
検索欄にNVIDIAと入力。
複数ヒットしますが、DLSS関係は3つです。「NVIDIA DSLL~」が2つと、「NVIDIA NIS」。

再起動すると有効化されています。

DLSS3導入前は、私が今やっているプロジェクトはテストプレイ時のフレームレートが79fps前後でした。DLSS3導入直後のテストプレイでは93fpsに上がっていました。

Frame GenerationのON/OFF

Frame Generation(フレーム生成)はデフォルトではOFFのようです。
前提としてRTX 40 Seriesのみに対応しています。

出力ログドロワーを開く。
コンソールコマンドにDLSSと入力。

いくつかヒットする中で、r.Streamline.DLSSG.Enableをクリック。OFFの時は0です。
コンソールコマンドに
r.Streamline.DLSSG.Enable 1
と入力してEnterを押せば1になり、DLSSはONになります。

テストプレイをしたらフレームレートが128fpsになりました。
Frame Generation(フレーム生成)が有効なのは「新規エディタウィンドウ(PIE)」と「スタンドアロンゲーム」のみのようです。

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