Simplygonでポリゴン数を削減してLODに対応

以前、導入だけはしていたSimplygon。実際にポリゴン数を削減して6段階のLODに対応しました。

【追記】2024年3月31日に無料の個人ライセンスは廃止となりました。

Simplygonの導入方法は過去記事に書いています。
UE5でSimplygonを導入 | 経験値0からのUE5

↑の記事を書いた時はUE5.2までしか対応していませんでしたが、今はUE5.3に対応しています。

めちゃくちゃ簡単すぎて驚きました。

LODを作成したいスケルタルメッシュを開きます。
今回はSKM_Quinn_Simpleを開きました。
三角ポリゴンは87,280。

アセット詳細のLOD設定の欄を見ます。
LOD数が「1」になっていますが、これを「6」にします。そして「変更を適用」をクリック。

これだけでポリゴン数が削減された5つのモデルが作成されて、全6種のモデルになります。
LODピッカー > LODの欄を変更すると、それぞれのモデルが確認できます。

テストプレイをすると自動でモデルが使い分けられているのも確認できました。
本当にめちゃくちゃ簡単にLODに対応でき、負荷を減らすことができました。

LOD0の三角ポリゴン数が多すぎてゲーム内で使いたくない場合は、LOD設定 > Minimum LODを「1」にすればLOD0は使用されません。