VRゲーム開発 02 メニューを開く

メニューボタンを押すと左手基準でメニューが表示されるシステムです。

W_Menuの作成

バーチャルリアリティテンプレートに最初からあるWidgetMenuを複製して名前をW_Menuにしました。
WidgetMenuはVRTemplate > Blueprintsの中にあります。

言語のデフォルト設定を日本語にしますので、テキストは日本語に書き換えます。

Widgetの中央に表示したいですから、BorderのHorizontal AlignmentとVertical Alignmentを左から2番目(中央揃え)にします。
ちなみにOptionsなど横に広いメニューはHorizontal Alignmentを一番右にします。

後の作業で空間上に文字を表示するため、文字に輪郭をつけました。
アピアランス > Font > 輪郭設定 > 輪郭サイズを3

ボタン設定

3種類のボタン設定を決め、入力アクションの作成とIMC_Defaultへの登録をしました。

  • IA_Confirm – 決定ボタン
    入力アクションはTriggersにPressedを追加しました。
    左右のトリガーとAボタンとXボタンを割り当てました。
  • IA_Cancel – キャンセルボタン
    入力アクションはTriggersにPressedを追加しました。
    YボタンとBボタンを割り当てました。
  • IA_Menu – メニューを開くボタン
    入力アクションはTriggersにPressedを追加しました。
    左手側にあるメニューボタンを割り当てました。

VRPawn

まずコンポーネントのWidgetInteractionLeftの下にWidgetを追加。

Widgetのトランスフォームは、
位置 40 / -70 / -50
回転 90 / 90 / 180
拡大・縮小 0.2 / 0.2 / 0.2

Draw Sizeは、
800×800

実際に表示してみて微調整する必要があるところです。
そしてコリジョン設定は重要です。コリジョンプリセットをCustomにして、トレース応答 > 3DWidgetをブロックにする必要があります。

イベント BeginPlayの先にウィジェット(W_Menu)を作成
ノードを組む

【変数】W_MenuRef – W_Menu
Return Valueから変数へ昇格。
メニューの開閉
ノードを組む

【変数】IsMenuOpen? – Boolean
新規作成。Menuを開いている時、Trueになる。
デフォルトのToggle Menuを切断する

Toggle Menuへの線を切断します。

この状態でテストプレイ。
Menuボタンを押すとメニューが表示されます。

コンポーネントのWidgetInteractionRightとLeftの詳細のデバッグ > Show Debugにチェックを入れておくとレーザーポインターが表示されて、どこを指しているの確認しやすくなります。

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