VRゲーム開発 03 オプション設定

VRゲームの基本的なオプション設定。

過去記事の非VRゲームのオプション画面作成とやり方はほぼ同じです。
VRゲームはVRコントローラーのみに対応すれば良いですから、そこは楽になっています。
マウス&キーボード&ゲームパッドに完全対応したメインメニュー画面とセッティング画面 | 経験値0からのUE5

W_Options

前回作成したW_Menuを複製して名前をW_Optionsにします。

BorderとVertical Boxはデフォルトでありますが、表示されると横長になりますからBorderのHorizontal Alignmentは水平方向に塗りつぶし(4)にします。

Vertical Boxの下に項目の分だけHorizontal Boxを入れています。今回は4つです。

Horizontal BoxのSizeは自動
Horizontal Alignmentは水平方向に塗りつぶし(4)
Vertical Alignmentは垂直方向に塗りつぶし(4)

Horizontal Boxの中身の構成は左から、
・Text
・Button > Text
・Text
・Button > Text
Size、Horizontal Alignment、Vertical Alignmentの設定でキレイに並べられます。
※「テキストブロック」のHorizontal Alignmentは水平方向に中央揃え(2)です

既存のButtonとTextをHorizontal Boxの下に入れて名前変更。
不足分はパレットから追加。

グラフ

「<」ボタンをマイナスボタン、「>」ボタンをプラスボタンとして使います。
Buttonは全て詳細のIs Variableにチェックを入れて変数化させておきます。

デザイナーで「ターン方式」の「<」ボタンを選択し、詳細のイベント > On Clickedをクリックすればグラフにイベント On Clickedが表示されます。
「>」ボタンも同様に表示させる。

値の変更

デフォルトのノードはReset Orientation and Positionだけを残して、残りは削除して構いません。カメラ設定を変えた時に、このノードで位置と方向をリセットさせます。

ノードを組む
「ターン方式」と「スナップターン角度」

・VRPawnから変数をGetして設定するだけです。変数は前々回に作成しています。SnapTurnDegreesはテンプレートに最初からあった変数です。
ノードを組む
「カメラスピード」と「カメラの方向に進む?」
表示テキストの設定

デザイナーの「テキストブロック」と表示されているTextを選択し、詳細のコンテンツ > Textの項目にあるバインド→「バインディングを作成」を選択。

グラフに関数が作成されます。

ノードを組む
「ターン方式」のテキストブロック欄への表示
ノードを組む
「スナップターン角度」のテキストブロック欄への表示

・値がマイナスですから-1で割ってプラスにして表示しています。
ノードを組む
「カメラスピード」のテキストブロック欄への表示
ノードを組む
「カメラの方向に進む?」のテキストブロック欄への表示

VRPawn

W_Optionsをイベント Begin Playの先に繋いで、変数化もします。

W_Menu

既存のボタンを複製し、名前をOptionsButtonにします。その下のTextも一緒に複製されていますから「オプション」にする。

OptionsButtonを選択し、詳細のOn Clickedをクリック。

ノードを組む

WidgetにW_Optionsをセットしているだけです。
テストプレイをすると、オプションが機能しているのが確認できました。
非VRゲームと同じようにセーブとロードも実装できました。
セーブとロード | 経験値0からのUE5

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